リハビリテーション部
臨床場面での取り組み
部門の理念を実践するためチームを結成し、目標・課題・プログラム・アウトカムなどを検討してグループ全体へ展開し、現場を牽引しています。
- ST推進チーム
- 摂食・嚥下機能が低下し食事ができなくなると、口から栄養が摂れないだけでなく、食べる楽しみが奪われてしまいます。当グループでは入院早期から言語聴覚士を中心にアプローチをして摂食・嚥下機能を評価し、評価結果に従って適切な食事を選択し訓練を進めます。
- 膀胱・直腸リハビリチーム
- 在宅復帰を果たすために特に重要となるのが、排泄の自立です。排泄が自立できないと意欲的に何かに打ち込むことも難しくなります。自らの意思で、自らトイレで排泄を行う。この当たり前の行為を入院後早期から行えるように、全力でサポートしています。
- 離床促進チーム
- 日常的に離床することは、本人の主体性を促し、生活の質の向上とともに心身機能への良い影響が期待されます。当グループでは食事や入浴などの生活行為による離床のほかに、季節の行事や作業活動など楽しみを目的とした離床活動を積極的に取り入れています。
- ホームワークチーム
- 患者さん一人ひとりに応じたホームワーク(自主練習)を提供しています。患者さんが生活のなかでしたいこと・できることを獲得するため、ニーズを共有しながら高いモチベーションで楽しくホームワークが行えるよう、全力で支援します。
- フレイル対策チーム
- Post Acute(急性期後の入院)を担うグループ関連病院へリハビリテーション目的で入院した患者さんを対象に、フレイルおよびサルコペニアの罹患率を調査しています。その結果をもとに効果的な介入方法を模索すべく、本年度は介入研究を予定しています。
- OT推進チーム
- 作業療法の専門性と可能性を追求し、質の高い作業療法を実践するために創設されたチームです。エビデンスに基づく評価・訓練を推奨しながら、患者さんの意思決定を尊重し、作業を通じてその人らしい生活を取り戻せるように、チームとして全力でサポートしていきます。