経緯について

2020年7月22日（水）、当院入院中の患者様1名において、CTでごく軽度の肺炎像を認めたためPCR検査を行いましたところ、陽性判定が出た事例が発生しました。
患者様は咳や発熱などの肺炎症状がなく、全身状態は落ち着いておられましたが、7月23日（木）、コロナウイルス対応病院に転院されました。

院内での現状と今後の対応について

院内調査の結果、入院中の患者様で濃厚接触者に該当する方はいらっしゃいませんでした。
濃厚接触者と判断された職員については14日間の自宅待機とし出勤しておりません。わずかに接触のあった職員は出勤していますが、手袋・マスク・ガウンなどの感染を防ぐ防具を常時着用した上で勤務しております。これら職員についてはPCR検査を行った結果、7月28日現在、全員が陰性であることを確認いたしました。

7月29日現在、入院中の患者様および当院職員にコロナウイルス感染を疑う事例は発生しておりません。入院診療、外来診療、訪問診療および訪問リハビリとも通常通り行っております。今後も慎重に経過を観察し、安全な医療環境の保持に注力してまいります。

患者様・ご家族・地域の皆様へ

患者様、ご家族および地域の皆様にはご心配をおかけして大変申し訳ありませんが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
新たにご報告すべき事態が発生しましたら、その都度ホームページ上に掲載いたします。
本件に関してご不明な点がございましたら遠慮なくお問い合わせください。

世田谷記念病院
院長　武久敬洋