新着情報 News

せたがやコラム

当院のリハビリについて①〜患者さんの1日のスケジュール〜

回復期におけるリハビリテーションとは

 回復期リハビリテーション病院での目標は社会・在宅復帰です。
急性期病院での治療を終えた患者さんが自宅や社会へ復帰するために、もとの生活動作 (日常生活動作:ADL:Activity of Daily Living) を少しでも多く取り戻すことが回復期リハビリテーション病院の使命です。(急性期・回復期・生活期の説明は前回の記事をご覧ください。)

当院のリハビリテーションについて

当院のリハビリテーション部は、(理学療法士59名、作業療法士25名、言語聴覚士17名)総勢101名が在籍しており、各配属病棟において、各患者さんにリハビリをおこないます。
病棟に配属することで、病棟全体で患者さんの状態の把握や介助量などの進捗状況を情報共有することが可能となります。

  リハビリの際に練習するだけでは、生活場面での実用には至りません。最もADL動作が集約する朝・昼・夕の時間帯にリハスタッフが生活の中で練習に携わることが大事だと考えています。

当院は在宅復帰を目標にチーム医療を実践しています

患者さんが社会・在宅復帰されても不自由がないように、口から食べることや、自分でトイレに行くことができるように、在院中はセラピストや看護師、介護士などの多職種で構成されたチームでリハビリをサポートしております。チームの究極の目標は「在宅復帰」ですが、個人の状況やご家族のご希望などにより施設や当院の在宅サービスのご利用を調整させていただくこともございます。

つづく!