世田谷記念病院ってどんな病院?①
世田谷記念病院は、2012年にその当時はまだ珍しかった「回復期リハビリテーション」機能をメインにした病院として二子玉川の地に設立されました。私たちは「自分たちのやりたい医療」ではなく、「地域に必要とされる医療」の提供を実践してきました。救急指定病院等(救急の受け入れや手術等、緊急性の高い高度医療を必要とされる)から退院後の患者さんのその後のリハビリテーションから、ご自宅または施設で急に具合が悪くなった方のフォローに至るまで地域で必要とされるさまざまな機能を併せ持ち、地域の医療・福祉事業所や行政と密接に連携することで地域医療のハブとして機能する「地域密着型多機能病院」を目指しています。
しかも世田谷記念病院では、自院や他院を退院後の患者さんのフォローも外来や在宅医療サービスで行っています。在宅診療については2020年より始まったのですが、最近では地域のケアマネージャーさんからも“ 訪問診療と訪問リハビリテーション ”を世田谷記念病院へ一緒にお願いしてみよう、とお声がけいただくケースも増えてきました。加えて、「機能強化型在宅支援病院(連携型)」として地域の在宅クリニックとの地域に向けた連携も世田谷記念病院の特徴の一つですのでまたそのあたりは次回以降にお伝えできればと思います。
解説:世田谷記念病院 事務長 手老 航一
作画:世田谷記念病院 広報