用賀あんしんすこやかセンター主催の「令和5年 地区連携医事業 区民講座 〜知って得する医療講座 入院・リハビリ編〜」に当院の草間課長（理学療法士）が登壇させていただきました。
　地域における当院の役割や、入院・退院に関わる病院の各職種についてのご案内から、実際にご入院される際に患者様やご家族様がご対応されること等を地域の皆様へお伝えさせていただく機会となりまました。
　最後の質疑応答の際には、聴講された地域の皆さんから多くのご質問・ご相談をいただきましたが中には今回の講座で「初めて当院を知った」というお声も聞こえてきました。これからもっと地域の皆様に当院のことを知ってもらい、地域の方のご期待にお応えすることができる病院になっていきたい、と思います。（広報）

【概要】
日　時　2023年10月19日（木）14:00~15:30　
場　所　用賀まちづくりセンター3階多目的フロア
登壇者　世田谷記念病院　草間亘 理学療法士
　　　　○地区携医　幡野内科クリニック 　　 幡野 浩一 先生
　　　　　　　　　　なおこ皮膚科クリニック　服部 尚子 先生
　　　　○いちから居宅介護支援事業所　　　 中村 恭臣 様

●参加レポート●

理学療法士 課長 草間 亘

　当日は約20名の区民の皆様が集まってくださり、「回復期リハビリテーション病院とはどのような病院か]、「患者様の1日のスケジュール」から「入院から退院までの大まかなスケジュール」、「転倒予防のための体操」に至るまで限られたお時間でご紹介をさせていただきました。
　普段は病気やケガをした患者様と院内や訪問を通して関わることが多いので、今回のような機会で区民の皆様と関わり、生のお声を聞くことができたことは大変貴重な時間となりました。今後も地域にお住まいの方々の健康維持向上を図るための予防事業などにも病院として力を入れていきたい、と考えております。

松本（地域連携室 / 看護師)

　「転ばない歩き方のコツは？」、「ソーシャルワーカーはどこにいるの？」と言った率直なご質問をお伺いすることができ、地域の皆様のリハビリや健康への関心の高さを実感した機会となりました。ご入院中の患者様やご家族様に安心して療養環境をお過ごしいただける様に、日々の関わりから退院支援看護師の立場として自分ができることをことを精一杯努めて参りたいと思います。

近藤（ソーシャルワーカー）

　地域の方々と一緒になって、回復期リハビリテーション病棟とは何か、という原点を深掘りさせていただける機会とできました。このような場を持つことで、病院と地域とのつながりを強くできると感じじております。聴講された住民の方から「ソーシャルワーカーの役割や、（そもそも）どこに行ったら会えるのか」などといった率直なご質問をいただいたことも大変刺激的でした。ソーシャルワーカーという職種は、実際に医療機関にご入院されてく初めて耳にされる言葉だったり、日頃の生活からはなかなか馴染みのないお言葉だと思いますが、このような機会を通して私たちの役割や働きにご興味を持っていただくことができて大変嬉しかったです。患者様やそのご家族様にとって心の底での拠り所となる、日々の中で一番近い存在でありたいと思います。