北米視察研修のご報告
みなさんこんにちは。ここのところの暑さに身の危険すら感じる今日この頃。。。みなさん体調を崩したりされていませんでしょうか。水分補給などしっかり意識して熱中症に充分ご注意ください。
さて、当院の理学療法士(長谷川)がアメリカの病院の視察研修としてオハイオ州のクリーブランドに行って参りましたのですこしご紹介させていただきます。
当院と同じ形態のリハビリテーション病院から救急病院、在宅診療の事業所まで幅広い形態の施設見学をさせて頂きました。特に全米病院ランキング2位のCleveland Clinic傘下のリハビリテーション病院など国土や規模の違う大きな病院には非常に感銘を受けました。
アメリカでは保険制度が日本と大きく異なるため、入院期間が非常に短く制限されており(リハビリテーション病院の入院期間が当院の1/3程度)患者さんも病院経営者も苦慮されている印象を強く持ちました。日本では国民保険や介護保険が整備されており、安心して良質な医療を受けられる反面、入院期間が長くなってしまう傾向があります。
これからの日本の医療ではより入院期間の短縮化が望まれています。その中で当院の役割としてはできる限り早く救急病院から患者さんを受け入れ、安心してご自宅で生活を送れるようにサポートすることと考えています。この機会を活かして患者さんもスタッフも居心地が良い環境を作っていけるように努めていきます。