当院について About us

2022年4月より、世田谷記念病院の院長に就任いたしました。

以前は国立がん研究センター、徳島大学病院、米国国立がん研究所、米国ベセスダ海軍病院(現ウォルターリード国立軍事医療センター)、鳥取大学病院などの高度急性期病院でキャリアを積み、平成医療福祉グループの一員となってからは、博愛記念病院、徳島平成病院で、慢性期、回復期医療に取り組んできました。

当院は、急性期病院での治療終了後、ご自宅や施設で生活するみなさんの「在宅生活を支える」という目的のため、2012年に設立された病院です。広く患者さんを受け入れる「地域包括ケア病棟」と、積極的な治療とリハビリテーションと適切な治療で在宅復帰を目指す「回復期リハビリテーション病棟」を備え、地域の患者さんの在宅復帰をサポートいたします。

地域医療構想では病院機能を、高度急性期・急性期・回復期・慢性期に区分し、介護とともに地域包括ケアシステム構築の方向に進んでいます。当院でも急性期と慢性期の橋渡しのみならず、リハビリテーションを通じて医療・介護・在宅の橋渡しを円滑に進めることが責務であると考えています。そのため、入院治療のほかに、訪問診療を始め各種訪問系サービスも拡充させ、退院後も途切れることのないサポートで、地域の患者さんが安心できる在宅生活を送れるよう支えてまいります。

医療の質の向上とチーム医療の強化と実践を目指して努力し、グループの理念である「絶対に見捨てない。」医療を実践してまいります。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

世田谷記念病院 院長 清水 英治